ヨーロッパサッカーの日本人選手

歓声を浴びる

近年では日本人サッカー選手が海を渡ることが多くなっていますが、ヨーロッパサッカーの中で多くの選手が移籍しているのがドイツのブンデスリーガです。

ドイツというと、古くは1970年代に奥寺選手が活躍したことを記憶している人も多いのではないでしょうか。その後しばらくは日本人不在の時期が続きましたが、2000年代に入ると高原選手が移籍して二桁得点を挙げるなど、再び日本人選手が脚光を浴びることになります。
さらに、長谷部選手や酒井選手など、所属チームで優れたキャプテンシーを発揮する選手が相次ぐようになり、日本人選手は単なる助っ人からチームの主軸を担う重要なピースとして認識されるようになっています。

このブンデスリーガにおいて最大のプレゼンスを有しているクラブがFCバイエルンミュンヘンです。ドイツ最大のビッグクラブにして、チャンピオンズリーグなどの国際大会を何度も制している同クラブですが、これまでのところレギュラーを獲得するまでに至った日本人は未だ出てきていません。

一方、このバイエルンの対抗軸となるのがボルシアドルトムントで、複数回のリーグの優勝実績を有しています。このドルトムントでは、主に2010年代前半に香川選手が活躍しており、彼の貢献もあって見事リーグ優勝を勝ち取ったことは日本でも大きなニュースとして取り上げられました。

最近ではブンデスリーガを皮切りに他のリーグへとステップアップする選手が増えていることから、今後もますますヨーロッパサッカーにおいて日本人の活躍を目にする機会が増えることでしょう。

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